中途失聴(難聴)になったら中途失聴(難聴)の仲間をみつけよう!

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どうも、中途失聴者の管理人です。

 

私は高校生の頃に中途失聴者となりました。それからたくさんの問題が起きました。

 

いま思うとなんてことない出来事でも、当時は自分の世界がゆらぐような感覚を覚えたものです。自分が住んでいる世界が実は仮想現実だったみたいなマトリックス的な感覚でしょうか(笑)文字通り世界が変わります。

 

そんなとき必要なのは、なんなのか?

私は同じ中途失聴の仲間だと思います。マトリックスの秘密に気づいたネロが同じ境遇の同士と合流したように、つながりをつくっていくことが大事なんじゃないでしょうか。今回はそんな話です。

 

 

わたしの経験

 

管理人は高校生の頃に中途失聴となりました。今もって理由はわかりません。当時は失聴と言うほどではなく、中程度の難聴といった感じでした。

 

それでも健聴の世界で生きていたのに、いきなり難聴の世界で生きていかなくてはならなくなってしまったので、戸惑うことがたくさんありました。

 

一番大きかったのはやはりコミュニケーションのことです。

 

一回で聞き取れることが少なくなり、何回も聞き直してやっとわかるということが頻繁におきるようになりました。そして何回も聞き返すと相手がちょっとめんどくさい雰囲気になることが申し訳なく、自分にとってもショックで人とのかかわりを避けていくようになりました。

 

管理人は中途失聴になるまで、聴覚障害という言葉は知っていても、耳が悪いということくらいしか分からず、ろうや難聴者の人にもあったことは一度もありませんでした。小学校で一回手話歌をしたくらいです。

 

自分が聴覚障害者になるなんてことは夢にも思っていませんでした。青天の霹靂とはまさにこのことです。当時運命の女神様に会ってたから、とりあえず全力の飛天御剣流をたたきこんでたことでしょう。

 

このとき、「筆談をすればいいよ」「補聴器を試してみたら」なんて相談にのってくれる人がいたらどれほど助かったかと今でも思います。

 

うまれつきのろう者や難聴者は違います。小さい頃から聾学校や難聴学級、施設でのつながり、各地の「難聴者をもつ親の会」のネットワークなどいろいろなつながりから情報をえたり、相談し合ったりすることができるでしょう。

 

しかし、中途失聴者は生来のつながりがまったくないため難聴になった後も、自分から求めていくか、それともよっぽど運がよくなければ同じ聴覚障害の人とのつながりはもてないのです。

 

 

仲間みつけをすすめる理由

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聴覚障害はよく”外からはわかりにく障害”だと言われます。確かに車いすにのっている場合とくらべると一目瞭然です。

 

そして中途失聴者は外からはわかりにくい聴覚障害の中でも特にわかりにくい障害だと管理人は思っています。

 

車いすにのれば肢体不自由の人の生活を一時的に体験できます。アイマスクをすれば視覚障害の生活を一時的に体験できます。

 

しかし聴覚障害はどうでしょう。耳栓をすればよいのかもしれませんが、それは本当に聴覚障害者が日々送っている生活を体験していることになるのでしょうか。

 

さらに中途失聴者は健聴と難聴の2つの世界を知っています。そうした意味では生まれつきのろう者も難聴者も中途失聴者の気持ちを理解できるとはかぎりません。

 

ありきたりかもしれませんが、中途失聴(難聴)者の気持ちを理解できるのは、同じ中途失聴(難聴)者だけだと思っています。

 

補聴器のことや、コミュニケーション方法などは、病院の先生や、知識のある健聴の人に相談すればよいんです。私もそうしました。

 

しかし、日々の日常生活の不安や悩み、ぐちなどはおなじ中途失聴者にしかわからないことだと思うのです。戦いに生きる戦士のことは同じ戦士にしか理解できないのと同じように。

 

私自身健聴の人には家族も含めて口にはできず、大学に入ってからあった同じ中途失聴の人に出会ってはじめてこれまでずっと感じてきたこと、同じように経験したことを話すことができました。洪水のように次から次へと言葉が出てきて、徹夜で語り合ったことを覚えています。何度「わかるわー」といったかわかりません。

 

あの夜たしかに私たちの間には友情が芽生えました。2人のジョーです。

 

私の経験談ですが、中途失聴者の悩みは同じ中途失聴者にしかうまく通じないものです。たとえ解決にならないとしても、自分の言っていることが相手にわかってもらえる、わたしだけじゃないという感覚はとても大事なことだと思うのです。

 

 

仲間の見つけ方

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中途失聴者は少ないです。正確な統計があるわけはありませんが、およそ1000人に3人が聴覚障害者であるなかで、そのうち中途失聴者がいかほどか察してあまりあるでしょう。

 

しかし世の中には確実に中途失聴者はいます!かくいう管理人もその1人です。

 

この記事を読んでいる中途失聴者の人は早速仲間が1人見つかりましたよ(笑)中途失聴の人にしか言えないこととか愚痴りたいことがあったら、Twiterのメッセージへどうぞ!アドバイスはともかく聞くことはいつでもできますよ。

 

さて少年ジャンプの愛読者っぽい管理人に相談するのをためらう人もいるでしょう。実際に顔をあわせることも大事です。管理人も実際に面と向かって話せたのは大きな経験になってます。

 

全国の中途失聴者はどこにいるのか。団体として一番有名なのは「全日本難聴者・中途失聴者団体連合会」でしょう。

 

 

全国各地の難聴者・中途失聴者団体が加盟しているので、あなたの住んでいる地域の団体に問い合わせてみたり、福祉祭りなどでちょっと覗いてみたりなどつながりをもつことができると思います。

 

 

管理人が所属しているところは運営もしっかりしていて、一月に一回例会もあるのでいいとこですよ。ホームページなどを見てみて気になったら勢いでいってしまうことをおすすめします。

 

大人の場合はここでいいんですが、学生など若い人だと年齢が違いすぎてちょっと…ということはあると思います。そこで学生など若い人の場合は、「全日本ろう学生懇談会」があります。

 

 

手話を使うろう学生が多いですし、中途失聴の学生が必ずいるとは限りませんが、色んな情報が手に入りますし、手話に興味があるというなら全国に5つある支部の企画に参加してみるのもよいでしょう!

 

 

最後は力技になりますが、TwiterやFacebookなどのSNSでプロフィールなどから中途失聴の人を探してみるという方法もあります。SNSはソーシャル・ネットワーク・サービスなんですから、Facebookでつながってどこかで会って話してみるなんてこともできるんじゃないでしょうか。

 

 

3つの方法を紹介しました。同じ中途失聴という立場です。よいつながりをもっていくことができればいいなと思います。

 

 

まとめ

 

管理人の経験から、中途失聴者には仲間が必要だよ!という話をさせてもらいました。中途失聴の人がみて、なにかの役に立てたらいいなと思います。 

 

この記事は中途失聴者の人を対象に書いています。知り合いに中途失聴者の人がいたら、この記事のことを教えてもらえたらうれしいです。