聴覚障害者が1人で賃貸物件を借りにいって気づいた4つのこと

聴覚障害者が1人で賃貸物件を探した件の記事のアイキャッチ画像

どうも、難聴のハルクです。

引っ越ししないといけなくなったため、不動産屋さんに行ってきました。これまで実家で住んでいたため、はじめての物件探しです。

聴覚障害があることもあり、はじめは誰かについてくきてもらったほうが安心かなあと考えていたんですが、「長い人生なにごとも経験だ!」と1人で行ってきました。

契約はなにごともなく出来たのですが、聴覚障害によって少し困ったことや、考えたことがあったので書いてみようと思います。

大雑把にわけると

  • 内見(ここよいなと思った物件を実際に現地に行って見ること)のときに考えたこと
  • 聴覚障害者の物件探しで注意したいこと
  • 実際に私が物件を決めるまでの流れ

について書いていきます。「物件探さないといけないけど、なにからしたらいいんだろう。ああ、めんどくさいなー」なんて思うことはないですか。これから物件探しをする予定のある人は、参考にしてみてください。

内見のときに感じたこと

内見では実際に現地に行って、いくつかの物件を見学します。ホームページに乗っている写真だけではわからない、周囲の環境や実際の雰囲気などを理解した上で契約を結ぶということですね。

不動産屋の担当者の方に車であちこち案内してもらいました。このとき感じたことがいくつかあります。

沈黙がけっこうツライ

考えてみるとあたりまえなんですが、沈黙している時間がけっこうつらかったです。

私は相手の口が見えて静かな環境であれば、人工内耳をしていることもあり80%くらいは話がわかるんですが、今回は車移動が多くその間まったくコミュニケーションがとれませんでした。

実際に案内してもらった部屋を見学するときも、最初は部屋のことをいろいろ教えてもらうために話をしていましたが、その後気になる点をチェックしたり、必要な場所をメジャーで測るときもまったくコミュニケーションがとれませんでした。

家具も何もおいてないまっさらな部屋で1人がもくもくとメジャーで壁を測り、もう1人が直立不動でそれを見つめている場面を想像してください。

もっと他にも確認したい点があったんですが、なんか変な感じで早めに見学を切りあげてしまいました。

「もう一人だれか一緒に来てたら、自分がメジャーでいろいろ測っている間に、不動産屋さんとお話したりできてたのになあ」と思ったことは否めません。

そもそも初対面の見知らぬ人と狭い部屋で2人というシチュエーションが、私の性格的に合わなかっただけかもしれませんが、沈黙がやばいという人は2人で行くことをオススメします。

筆談は遠慮せずお願いする

筆談はどんどんお願いするべきです。

ブギーボードなど筆談用のツールをもっていってもよいですし、紙に書いてもらえばそれ自体が1つの記録になります。

案内してもらう物件は静かで十分聞きやすいんですが、相手の方の声が少し聞きにくかったこともあっていくらか筆談でコミュニケーションをとりました。

意識しておきたいのはこちらが物件を借りる側で、お金を払って部屋を賃貸するということです。横柄な態度はダメですが、筆談をお願いすることや、聞くべきことを遠慮するのはやめてしっかり検討していくことが大切だなあと感じました。

筆談用のツールとしては、ブギーボードが手軽に使えて便利です。ボタンをポチッと押せばすぐに消すことができ、1日10回使っても13年使えます。

聴覚障害者の物件探しで注意すること

インターホンの形式に注意

一番の理想はテレビ画面で相手の顔が見えるシステムがセットされている物件ですね。誰かが訪ねてきたときに相手の顔を確認してから、扉を開けることができるので防犯面でも安心です。

ただ金額との折り合いで、ついていない物件しかないということもあるでしょう。現に私がそうでした。その場合は、画像のようなドアにのぞき穴がついている物件を選びたいところです。相手がまったく確認できない状態だと誰かが来た時毎回緊張してしまいます。

万が一が起きてしまう可能性を増やさないためにも、インターホンやドアのシステムは内見時に必ず確認しておきましょう!

隣人や環境についてきく

教えてもらえる限りでかまわないので、ぜひ聞いておきましょう。とくに音は問題ないかもしれませんが、振動は気になることがありえます。私は

  • 近隣も含めたクレーム発生状況
  • 近隣住民の家族構成や生活時間
  • 前の住人の退去理由・居住期間

について聞きました。答えてくれたらもうけものくらいの気持ちで聞けたらよいと思います。実際に聞いたらためになる情報を聞くことができましたよ。

もし火事や地震などの災害が発生したとき、一人暮らしでは気づくことが出来ないかもしれません。隣人に一言「聴覚障害があるため、もしなにかが起きたとき、周りの人に教えてもらえたらありがたい」と伝えておけば、助かる可能性が数%でもふえます!

確認しづらいところですが、こちらから質問をしていかないとなかなか答えてはくれません。気になることはどんどん聞いていってよいでしょう!

物件を決めるまでの流れ

最後に参考までに私が物件を決めたまでの流れを紹介します。物件探しははじめてのビギナーですが、満足できる物件を見つけることができました。大切なのはめんどくさがらずに時間をかけて取り組むことです。

参考にしたのは以下のサイトです。引越しははじめてだったので大変助かりました。とくに1番目の記事を読めば、だいたい流れがわかると思います。

①インターネットを見て条件を決める

住宅・不動産購入をサポートする情報サイトはいくつもありますが、最初はSUUMOHOME’sなど大きいサイトでどんな物件があるのか見ていきます。はじめに引越し先の家賃相場を調べておくとその物件が高いのか安い方なのかわかりやすいです。

家賃を調べる[目安・平均]なら家賃相場【HOME’S】

いくつか物件を見て、家族とも話し合いながら、絶対に譲れない「Must」条件と、できるかぎりあってほしい「Want」条件を決めます。求める物件の条件を洗い出して効率よく探していきましょう。備えあれば憂いなし、ここでしっかり準備です。

MEMO

ちなみに私はこんな条件で探しました。

【Must条件】

  • 家賃:4.5万円以下(管理費・共益費込)
  • 駅徒歩:自転車で15分以下の範囲
  • その他:バス・トイレ別

【Want条件】

  • 築後年数:15年以内
  • 大型家具は備え付け
  • 礼金なし

②地元の不動産屋さんに条件を連絡する

条件が決まったら、引越し先の不動産屋さんに連絡します。HOME’Sのサイトから不動産会社を検索できるので、オススメ順に10社くらいに連絡するとよいでしょう。

不動産会社[不動産屋]の検索なら【HOME’S】

この目的はよい不動産屋さんを見つけることと、インターネットだけでは知ることができなかった物件などを代わりに探してもらうことです。餅は餅屋ということで、やりとりをしながら条件はお願いする不動産屋をしぼっていきます。

10社は大変だというときは、5社くらいでもいいでしょう。私は6社に問い合わせをしましたが、返信が来たのは3社でした。

返信の速さや、メールの文面、物件情報などを基準にお願いしたいと思える不動産屋さんを見つけます。

③不動産屋さんを決めて内見をする

不動産屋さんを決めたら、次は候補の物件の内見です。納得できる数を案内してもらいましょう。ちなみに私は気に入った物件がすぐに見つかったので2件しか見ませんでした笑 これは人それぞれですね。

内見で見る点は「物件探し確認事項 – ポクポク」を参考にしました。これに加えて、前述した聴覚障害があることで気をつけないといけないことを加えます。

引越しの日に合わせて家具も運んできてもらいたいので、実際に机を置く場所などをイメージしながら必要だと思う場所をすべてメジャーではかりました。

行く前は引越し先がそれなりに遠かったこともあり「行く必要があるのかなあ」と思ってましたが、実際に行ってよかったです。

現地の周辺環境がよく分かるし、実際に物件を見たらイメージと違うということもありました。物件を見学していると、いろいろと気になる点が浮かんできますし、そのときはすぐに不動産屋さんに聞くことができます。何年か住むことを考えると、ここで少し苦労しておくことが大事になるでしょう。

面倒くさいの先によい物件が待っている

ここまで実際に私が経験した物件探しのコツや流れを書いてきました。

全体を通して感じたのは、面倒くさがらずに自分の条件をしっかり考え、地道に不動産屋さんとやりとりすることがよい物件を見つけるカギだということです。

物件を探す予定のある人はぜひ参考にしてみてください!

インターホンが光でわかる!聴覚障害の私が宅急便と仲良くなれたツールを紹介しますインターホンが光でわかる!聴覚障害の私が宅急便と仲良くなれたツールを紹介します 手話でプレゼンするならフィンガープレゼンターがおすすめです手話でのプレゼンはフィンガーリモコンが便利!私の使い方を紹介します

コメントする